2007年8月26日日曜日

殆どの音が利用可能なコード

面倒な音楽理論は抜きにして、CのキーのG7のコードはドミナントコードと言って、トニックコード(CM7)に解決しようとする響き(機能)を持っています。

この時、G7は4度と長7度の音以外は全てテンションノートとして利用可能です。ここで言っている全てと言うのは、Cスケール(ピアノの白鍵)以外の音(ピアノの黒鍵)も含めた音を含んでいます。

また、4度と7度も表拍とか強拍のように目立つところで利用しないで経過音として利用することはできるので、逆に考えるとアドリブを弾く際にCのキーのG7の時はどんな音を弾いても問題ないと言うことになり、ピアノなら白鍵、黒鍵の全てが使え、ギターでも手癖のフレーズを弾くことができます。

ちなみに昔のクラシック音楽がクラシックではなかった時代には、G7ではなくただのGだったそうで、音楽はだんだんと不協和音が許される範疇が広くなって進歩して来たそうです。

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