2007年11月10日土曜日

クリシェ

同じコードの構成音を少しずつずらしながら微妙(?)にコードの響きを変化させる手法を『クリシェ』と言いますが、この手法を用いた代表的な曲に先日の日記に書いたレッド・ツェッペリンの『天国への階段』と小林明子さんの『恋に落ちて』が有ります。

コード進行としては、Cm、CmM7、Cm7、Cm6のような流れとなり、コードのトップの音を半音ずつ下げることで独特の雰囲気を醸し出すことが可能です。

小林明子さんが歌われている動画でクリシェを用いたイントロが含まれているものがなかったので、堂本兄弟で深田恭子さんがピアノでクリシェを弾かれている動画を貼り付けました。『天国への階段』のイントロと聞き比べるのも面白いかなと思います。



以前、洋楽好きの知り合いがギターで『天国への階段』のイントロを弾いていたところ、邦楽好きの方から『小林明子の恋に落ちてだね。いいね~』と言われて『何~っ、オレそんなの知らね~よ!』と言っていた場面に遭遇したことが有ったのですが、洋楽/邦楽のどちらでもOKな私は思わず笑ってしまった記憶が有ります。(^-^)

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